心に残る詩

まど・みちおさんの詩

私の心に残る詩のひとつ
この詩をはじめて読んだ時涙が出ました。
今も じーんと してきます

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 馬の顔
        まど・みちお

馬の顔を そばで見ていると
じーんと してくる

汗ばんだ肌(はだ)が
夕やけて 息をするのが
地面の底からの 息のようで
私たち ぜんぶの生き物の
息のようで

円(つぶ)らな目ん玉が
はだかで うるんでいるのが
いま 神さまに
洗っていただいたばかりのようで
その神さまのお顔のほかには
なんにも映(うつ)していなさそうで

じーんと してくる
生き物という生き物の生命(いのち)を
ひとり勝手気ままにしている人間の
その子どもである ぼくの胸は

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きっと今、天国で、ぞうさん、やぎさん、ありさん、たくさんの動物たちに
囲まれて優しく撫でてらっしゃるんじゃないかなぁ

ご冥福をお祈りいたします

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涙が出たり じーんとするのは この子たちと重なるからでしょう
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by 2sippo-2 | 2014-02-28 21:22 | まめつぶ | Comments(0)  

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